npm installのsaveオプションを自動で追加する

npm installのsaveオプションを自動で追加する

昨今のフロントエンド開発はNode.jsのnpmでパッケージ管理を行います。

パッケージのインストールは npm install コマンドで行いますが、package.json に設定を保存するため大体の場合は npm install のオプションに --save オプションを付けてインストールを行います。

複数人のプロジェクトでは、--save オプションをたまに付け忘れてハマってしまうことがありました。
そこで--save オプションを明示的に指定しなくても、自動的に指定する設定方法をご紹介したい思います。

.npmrcファイルを用意

プロジェクトルート直下に、.npmrc ファイルを新規作成します。

save=true

これだけで、--save オプションを自動的に追加することが可能です。

.npmrc はnpmの挙動を制御するための設定ファイルです。
プロジェクトルートに置けばプロジェクトごとに設定を行うことができます。

ホームディレクトリ(~/)に `.npmrc` に作成すれば、自分の環境全てに適用するグローバル設定ファイルを作成することも可能です。

参考:npmrc | npm Documentation

他にも様々なオプション設定ができるので、参考にしてみてください。

project毎のnpmコマンドをいい感じにするnpmrc & config達 – Qiita

 

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

フロントエンドエンジニア/面白法人カヤックなどのWeb制作会社に勤務したのち、故郷の新潟に戻り独立。JSフレームワークAngularやFirebase、Google Cloud Platformを使ったWebアプリ開発が得意。 また、Udemyのプログラミング解説の講師、writer.appの自主開発や上越TechMeetupの主催などを行っています。

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