何かを始めるときは「深く考えない」

今の人はよく「やりたいことがない」「人生つまらない」と言いますよね。

ぼくもそういう時代がありました。

なんか面白いことないかな、なにか起こらないかな。
なんて思いながら毎日ルーティン的に仕事する日々を過ごしていたんです。
とはいえ、何も起こらないし面白いことなんてやってきませんでした。

それに比べて今、やりたいことがありすぎて困ってます。。
この差は何なんだろうか、と考えてみました。

行動力という武器

それは明らかに行動力を身につけた結果じゃないかと思うんですよね。

今、writer.appというWebアプリを個人で開発しています。
はじめは妻の要望を短時間で解決できると考えて、「そんなの簡単だよ」と軽い気持ちで作り始めたものでした。
その時は簡単に30分くらいでプロトタイプを作ったんです。
そして誰でも使えるようにWebで公開しておきました。
ちゃんとしたアプリとして配布するのも面倒なので。

それが今、密かに人気が出てきました。正直自分でも驚いてます。
個人的に簡単に作っただけのアプリがみんなに便利だと言ってもらえてるんです。

これがすなわち行動した結果です。

はじめは不格好でもいいから作ってみました。
そうしたら不格好でも誰かの問題を解決することができました。
そうすると自然と、もっと良くしよう、もっと便利にしようと思えてくるんです。

だから今とても面白い。

考えないほうがうまくいく

何かを始めるときって考えすぎるとダメなんです。
むしろ何も考えなくていい。

多くの人が行動に移せないのはあれこれ考えてしまうから。
頭は考えると満足してしまいます。
リスクについても考えるとより一層やらないでおこうとなりますよね。

つまり考えて行動できないから何も変わらないのです。
いや、変化を恐れて行動したくないのです、人は。

まずは「それくらいなら、簡単だからやってみよう」とフランクな気持ちでいいのです。
だって自分が自由にやるんだから誰からも何も言われませんよね。

自分に簡単だと思えることは自分が得意なことなはずです。
ぼくはプログラミングが得意なので、Webアプリを作ることが簡単でした。

なのでやりたいことがないと思ってしまうなら、自分にできることを整理してみてはどうでしょうか。
そして素直に自分ができることで誰かに役に立てないかを探してみてください。

あなたが得意なことがなにかしらあるはずです。

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

フロントエンドエンジニア/面白法人カヤックなどのWeb制作会社に勤務したのち、故郷の新潟に戻り独立。JSフレームワークAngularやFirebase、Google Cloud Platformを使ったWebアプリ開発が得意。 また、Udemyのプログラミング解説の講師、writer.appの自主開発や上越TechMeetupの主催などを行っています。

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