自分が納得できる仕事をしよう

自分が納得できる仕事をしよう

この記事はフリーランス Advent calendar 2017の12日目の記事です。

どうも、イソップ(@Yuhiisk)でございます。

2017年も残りわずか。フリーランスとして無事1年過ごせました。
今年もフリーランスアドベントカレンダーに参加できることを感謝しています。

何を書こうか悩んだ挙句、シンプルに今思っていることを書こうと決めました。

お金がどうの、税金がどうの、やり方がどうのとかは他の方にお任せしたいと思います。

わたしはフリーランスのフロントエンドエンジニア

Webサイト作ったり、Webサービス作ったり、勉強会開いたり、Udemyで講師とかしてます。

プロフィール

この2年でやってきたこと

この2年はフロントエンドエンジニアとして、
LPのHTMLコーディングから、アニメーションを多く取り入れたWebサイト、
流行りの手法(シングルページアプリケーション)でWebサービスを構築したりなど、自分にできることをやってきました。

もうどうにもこうにもならない、という状況が無かっただけ良かったのかなと思っています。
つまづきながらも2年が経ちました。

決してフリーランスはラクな立場では無かった。
すべての責任は自分にある。
だからこそ、変な甘えはご法度である。
この2年の経験でイヤというほどわかったことでした。

常駐は安定しているけど別にしたいと思わない

フリーランスエンジニアの選択肢として、サービス開発などの常駐案件にジョインする、なんてこともできます。

メリットとしては、単発案件よりもかなり収入が安定しやすい。
契約は数ヶ月単位など、長くなりやすいのです。
ぼくもお先真っ暗よりも、長期で働けるほうが安定してていいなぁ、なんて思いましたし、今でも思っています。
だってお金は安定して欲しい。

がしかし、ぼくとしては、それってなんか会社員みたいだなぁなんて思うわけです。

今年、いくつかのサービス開発に携わっていたので、常駐にかなり近い形態で仕事をしていました。
(完全リモートでしたが)
ただ、ぼくはその常駐という働き方が良いのか悪いのかあまりわからなかった。

同じ空間でやり取りできるし、自分から意見は言えるし、良ければ取り入れてもらえるし、良いものを作ろうと思えばいくらでも作れる。

でもそれって会社員でもいいよね。
自分がもっと考えるべきことって他にあるよね。
フリーランスで自由なんだから他にやりたいことっていっぱいあるよね。

と気づいたんです。

常駐を望む人、向いている人ももちろんいます。
でもぼくはやりたいのかってなるとちょっと違うんだなと感じました。

それはそれで良い収穫でした。
(やりたくないわけではないんですけどね、後ほど。)

一緒に仕事したい人と仕事できてる状況が心地良い

あとですね、継続的に仕事をさせて頂く取引先も出てきます、2年もやってますし。

ぼくの場合、その中でも自分からいろいろやってあげたくなる取引先さんがいます。
無償ではないけど、親切で手厚いサポートをしたくなるというか。
これは、自分がこの人と仕事したいと思える相手だからやってあげたくなるんですよね。
相手が好きなんでしょうね。勘違いかもしれんけど。

そういう取引先って、自分と合ってるんだと思うんです。
自分を頼ってくれるから、というのも理由のひとつとしてあります。

ある人からお仕事もらったけど、1回きりで終わりなんてところもありますよ、いくらでも。
何ヶ月も連絡が途絶えると、あぁ、残念だなぁなんて思ってましたが、そうじゃない。
タイミングもあるし、たまたま誰か探してたってこともある。
自分にはもっと相性の良い相手がいるのです、絶対。
気付いてないだけであるんですよ、そういう意識レベルまで出てこない相性の問題が。

で、なんだかんだ続く取引先だと信頼も積み重ねやすいし、自分も気持ちが乗りやすい。
アウトプットの好循環だなと感じます。良いサイクル入ったぞ的な。

だから来年はそういう取引先をもっと増やしていきたいなぁ。

相手に価値を与えられているかどうか

また、中途半端な仕事になるなら、付き合う相手・取引先を変えてみると良いのかもと、
いろんなジャンル・人と一緒に仕事してきて気づきました。

フリーランスはどの仕事をしても自由。
仕事の選択を間違えれば、当然うまくいかないこともあります。
すべては自分次第。

だからこそ、

自分が乗り気になれる仕事・人。
自分がやりたいと思える仕事・人。

それが結局、自分が頑張れて、結果的に良い成果につながって、相手に価値を与えられるということなんじゃないかと、そう思います。
相手の期待を超える可能性だってグッと上がりますし。

自分が納得するレベルで仕事できているかどうか

なので、自分が取り組む仕事に対して納得できているかどうなのか
と判断することが今フリーランスでやっていく中で一番大きいかなぁという心境です。

自分がやりたいこと、得意なことってのは前提なんですけど、
納得できなければクオリティが下がるのが目に見えています。

その納得すべきこととしては、

自分が今の仕事で相手に価値を提供できるのか。
自分はそれをしたいのか。
相手にやってあげたいのか。
そして充分な条件か。

という感じ。

この判断で動いたら、相手も嬉しいし自分としても嬉しい、効率的な判断材料になります。
仕事の判断基準は本当にいろいろ考えてたんですけど、難しく考えることなんてなかったのだ。

ひとつ言っておくと、「100%お金の為」にぼくは納得できません。そこは人にもよるけど。

たまに消耗するけど、フリーランスはなんだかんだエキサイティング

というわけで、自分としては仕事に対しての気持ちが、今まで以上に重要なのかなぁなんて、2年経った今思っています。
結局は人対人なので、相手に喜んでほしいじゃないですか、単純に。
だから、何よりもまずは自分がフリーランスとしてやっていく考え・信念をしっかりと固めていくってのが必要なんじゃないかと。

別に失敗しながらでいいと思うんですよね。
ぼくは経験しなければわからなかった。

と、ダラダラ書いてしまって申し訳。

でもこれがリアルに考えてることなので、ここまで読んでもらえてたら嬉しいです。

さてこれからぼくは3年目ですが、次期はさらに変化を求めてチャレンジしていきたいと思います。
人と同じではつまらないんですよね。

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

フロントエンドエンジニア/面白法人カヤックなどのWeb制作会社に勤務したのち、故郷の新潟に戻り独立。JSフレームワークAngularやFirebase、Google Cloud Platformを使ったWebアプリ開発が得意。 また、Udemyのプログラミング解説の講師、writer.appの自主開発や上越TechMeetupの主催などを行っています。

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