テキサスリグ・ラバージグに相性が良いホッグ・クロー系ワームまとめ

テキサスリグ・ラバージグに相性が良いホッグ・クロー系ワームまとめ

テキサスリグやラバージグのトレーラーに重宝するホッグ・クロー系のワーム。
メーカー各社から特色ある商品が出ているので、どれが釣れるのかは実際に使ってみないとわからないのが本当のところです。

そこでテキサスリグやラバージグが好きで釣り続けてきたぼくが、実績が高く使いやすいアイテムを紹介します!

ホッグとクローの違いってなに?

ザリガニ系のワームは「ホッグ」や「クロー」と呼ばれますが、2つの大きな違いはありません。
ホッグという呼び方はZBCのクリーチャーベイト(ブラッシュホッグ)から由来するとの説もあり、日本のバスフィッシングの歴史的背景があるようです。
またクローは爪を持った甲殻類の呼び方です。

発売されているワームから違いを考察すると、
アームが垂直方向についていて、前方から横への水押しが強いワームが「ホッグ」。
アームが水平方向についていて、上下方向の水押しが強いワームが「クロー」と名付けられているものが多いです。

この記事でわかりやすく「ホッグ系」「クロー系」に分類して紹介していきます!

おすすめホッグ系ワーム

ブラッシュホッグ(ZBC)

ブラッシュホッグ

ホッグ系ワームの元祖と言っても過言ではない、言わずと知れたブラッシュホッグです。
これまで数々のビッグフィッシュが仕留められていて、国内国外問わず人気があります。
存在感のあるサイズにボトムアクション時にアームのパドル部分が水を強く動かすので、アピール度は高め。
ひと回り小さいサイズのベビーブラッシュホッグは、野池でも使い勝手が良くいまだに人気です。

パワーホッグ(バークレー)

パワーホッグ

こちらも昔からアングラーから支持されており、トーナメントでの実績もある万能ワーム「パワーホッグ」。
カーリー状のヒゲ部分が長いのと強烈な匂いが特長で、テキサスリグ・ジグトレーラーだけではなく、直リグ、キャロライナリグ、ダウンショットなど様々なリグにも対応します。
霞水系では3〜7gのライトテキサスが人気。

サイズラインナップは3, 4inch。

バルキーホッグ(バークレー)

バルキーホッグ

同じくバークレーのバルキーホッグもおすすめ。
パワーホッグとの違いはボリュームです。ボディが太く、存在感、水押しとすべてが強い。

サイズラインナップは3inchのみ。

バトルホッグ(レイドジャパン)

バトルホッグ

小さいボディにパワフルな強さを併せ持つバトルホッグ
アームがかなり太いため水押しが強く、表面がヒダ状で水噛みが良くしっかりと水を動かします。
水の抵抗があるため、着底後の倒れるスピードもゆっくりで、アピール度が非常に高いワームです。

サイズラインナップは3.8inch。

デスアダーホッグ(デプス)

デスアダーホッグ

こちらも人気が高いデプスのデスアダーホッグ
ボディはハリがあり剛性が強くハリ持ちが良いのが特長。
長さのある扁平ボディは水押しも良好で、ヒゲと足がピリピリと細かいアクションをします。

サイズラインナップは3, 4, 5inch。

BM-ホッグ(デプス)

BMホッグ

巨大な羽のようなアームが特長のBM-ホッグ
逆に取り付けられたアームは、スイミングでひらひらと強い水流を起こします。
カバーというよりはスイミングジグ向きです。

サイズラインナップは3, 4, 5inch。

ドライブビーバー(O.S.P)

ドライブビーバー

スイミングでバサロアクションをするドライブビーバー
アームが上下方向にものすごくよく動きます。
カバーゲーム以外にも、ボトムバンピング、ホンガリングなど使用用途が多いホッグワームのひとつです。

サイズラインナップは3.5, 4inch。

エスケープツイン(ノリーズ)

エスケープツインは肉厚なアームとすり抜け性能が高く、長年数々のビッグフィッシュを獲ってきた実績のあるワームです。
オイルがベタベタしてなかなか匂いが強いです。
着底する時にぶ厚いアームが強く水を押すことでバスにアピールします。
その他にサイズ違いで、ビッグエスケープツイン(5inch)エスケープチビツイン(3inch)があります。

おすすめクロー系ワーム

チガークロー(バークレー)

チガークロー

 

平たい爪がパタパタと動くチャンク系タイプのチガークロー
バスマスタークラシックでのウイニングルアーとしても有名です。
テキサス・ラバージグにはもちろん、スリムボディなのでウィードマットのパンチングにも最適。

サイズラインナップは3, 4, 5inch。

ベコンクロー(デプス)

ベコンクロー

ゴツゴツとしたアームが特長のベコンクロー
マテリアルには塩が含まれていて、フォール後の着底時に「ブルン」と振動して倒れ込みます。
水の抵抗が大きくフォールスピードが遅いので、じっくり誘いたい時に重宝します。

サイズラインナップは3.5inchのみ。

スパイニークロー(デプス)

スパイニークロー

デプスの平たい系アームのスパイニークロー
アームが薄っぺらいので、スイミング時にパタパタと水を動かします。
リアクションジグにも有効です。

スタッブクロー(デプス)

スタッブクロー

パンチングにはこれ、の高比重クローワーム「スタッブクロー」。
木村建太プロの琵琶湖マットカバーの攻略アイテムのひとつです。
パンチング用途以外にもバックスライドでカバーの奥へ送り込めるので、夏場に活躍の機会がある人気ワーム。

サイズラインナップは3.5inchのみ。

スタッブクロー

キッカーバグ(エバーグリーン)

キッカーバグ

エバーグリーンキャスティングジグにベストマッチするキッカーバグ
クローと言うよりは得体の知れない生物感満載です。
アームはアンクルジョッシュのビッグダディにインスパイアされているのではないだろうか。。
水押しの強さに加え、注目すべきは各部にある玉。これがピリピリと細かい動きでバスを誘います。

サイズラインナップは3.5, 4.5, 5.5inch。

ダブルモーション(エバーグリーン)

ダブルモーション

フリッピング、スイミング、ディープでのフットボールのトレーラーに大活躍するダブルモーション
ピラピラと動くカーリーテールとアームが、水をかき回す力を持っています。
そのため濁りの入った場所でも存在感が強く、霞水系で人気のワーム。

サイズラインナップは2.8, 3.6, 4.2inch。

ドライブクロー(O.S.P)

ドライブクロー

O.S.Pの定番、ドライブクロー。釣れますよね。
こちらもテキサス・ラバージグだけではなく、スイミングやフィネスで万能的な使いかたが出来るワームです。

サイズラインナップは2, 3, 4, 5inch。
サイズが豊富なのも嬉しいところ。

バイズクロー(ベイトブレス)

ボディ中間に動物の毛がセットされているのが特長の、イソップ愛用のバイズクロー
全体的にバランスが取れた形状で、小さい野池から広大なリザーバーまで対応できます。
ジグトレーラーで使う場合は、お尻から3節目でカットしてセットするのがおすすめ。
またボディが太い「バイズクロー ポートリー」はサイズを抑えつつ存在感を出したい時に有効です。

サイズラインナップは2.5, 3.5, 4.5, 5.5inch。

バイズノイジークロー(ベイトブレス)

アームがツインテールの役割をするバイズノイジークロー
フォールやスイミングではアームがブルブルとバイブレーションのように振動して、波動によるアピールが得意なワームです。
サイズの割にボディが太くボリューミーなところもgood。

サイズラインナップは3.5, 4.5inch。

バイズフラッピンチャンク(ベイトブレス)

短めでワイドなボディ、アームの先が厚くなっている独特の形状のバイズフラッピンチャンク
このボディの短さは、ラバージグのトレーラーでの使用をメインに作られているため。
アームの幅がありシルエットも大きく、強い波動が濁った状況に効きます。

薄めのカバーや水深のあるフットボールジグでのボトムの釣りにマッチします。
ヘビーカバーはすり抜けが難しく苦手なので、次に紹介するバイズシュリンプが◎。

サイズラインナップは3, 3.5, 4inch。

バイズシュリンプ(ベイトブレス)

バイズシュリンプ

ごめんなさい、このバイズシュリンプだけシュリンプ系でのノミネート。

完全ヘビーカバー用のすり抜け性能に特化したワームです。
アームとパドルテールは固定されていて、さらに扁平ボディでしっかりと水を動かします。
他のワームでは入らないようなヘビーカバーにぜひ一度使ってほしい。

サイズラインナップは3.5, 4.5inch。

ホッグ・クロー系ワームを制するものはカバーを制する

以上のホッグ・クロー系ワームを紹介しました。
各社特長があり、それぞれの釣り方・シーンで使い分けができるのがお分かりいただけましたでしょうか。

カバーの釣りではホッグ・クロー系のワームは非常に重要です。
ぜひこの記事を参考に自分の釣り方に合ったお気に入りワームを見つけてください!

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

フロントエンドエンジニア/面白法人カヤックなどのWeb制作会社に勤務したのち、故郷の新潟に戻り独立。JSフレームワークAngularやFirebase、Google Cloud Platformを使ったWebアプリ開発が得意。 また、Udemyのプログラミング解説の講師、writer.appの自主開発や上越TechMeetupの主催などを行っています。

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