「日中のドローンでの動画撮影は明るすぎて白飛びして辛すぎる。」
「カメラ側で露出をイジっても自然にならない。」
というときに重宝するのがレンズフィルターです。
カメラレンズに取り付ければ光量を抑えることができるので、直射日光のもとで撮影を行うことが多いドローンではもう必需品と言っても過言ではありません。
そこで今回は、個人的にかなり重宝しているMavic Pro用のレンズフィルターをご紹介します!
PGYTECH製レンズフィルター
レンズフィルターはNDフィルターとも呼ばれ、人間で言うサングラスの役割をします。
Mavic Pro用のレンズフィルターは純正品を始めサードパーティからいくつか出ていますが、
PGYTECH製のレンズフィルター一択じゃないかと思います。
なんと言ってもバリエーションが多くてバラで買うこともできるし、品質が良い。
ぼくは色んな状況に対応したかったので、値段のお得な5枚セットを購入しました。
PGYTECHのレンズフィルターセットは専用ケースが付属します。
各フィルターの機能は、左から順番に次のとおりです。
MRC-UVフィルター
カメラレンズを傷や汚れから守ります。
MRC-CPL偏光フィルター
水面の乱反射を低減させたり、青空や紅葉をより鮮やかに写すことができます。
ND4減光フィルター
光量を1/4に抑えます。2ストップフィルターと同様の働きをします。
ND8減光フィルター
光量を1/8に抑えます。3ストップフィルターと同様の働きをします。
ND16減光フィルター
光量を1/16に抑えます。4ストップフィルターと同様の働きをします。
充分なラインナップです。このセットさえあれば大体の状況に対応できます。
(ND32も必要なのかと思ってしまいがちですが、ぶっちゃけ全く使わないので必要ありません)
レンズフィルター装着例
取り付けはMavic Proのカメラに被せるように取り付けます。
電源を切った状態で取り付けますが、カメラのジンバルが動いてしまうので、機体を逆さにしたほうが取り付けやすいです。
周りのジンバル部分に干渉することは一切ないのでご安心を。
レンズフィルターを使用した実際の映像
こちらの動画ではMavic Proにレンズフィルターを装着して撮影を行いました。
レンズフィルターを利用するととても自然な光量になるので、日差しが強い時間帯の撮影でしたが大活躍でした。
オート設定では露出を頻繁に設定する必要もないので、撮影に集中できるのがありがたい。
日中だと#8か#16。朝方や夕方の日が沈む頃には#4がマッチします。
飛ばす前でもカメラの確認はできるので現場で映像を見ながら調整すると良いでしょう。
マニュアルでの設定方法はこちらの記事で紹介しています。
[kanren2 postid=”3637“]
せっかく撮影したのに映像が白飛びしてしまう! という方はレンズフィルターの購入を検討してみてはいかがでしょうか?
はっきり言って必需品ですよ。
PGYTECH製品はバラ売りもしてますので、個別で欲しい人はこちらをどうぞ。