【Firebase】Authenticationの登録データをCSVでエクスポートする

【Firebase】Authenticationの登録データをCSVでエクスポートする

Firebase Authenticationを利用してWebサービスの運用を開始した後に、メールマガジン用に登録されたユーザーのメールアドレスの一覧を作成したり、Firebaseプロジェクト間でユーザーデータを移行したい場合があります。

そんなときは、Firebase CLIのコマンドを実行することでユーザー情報一覧をエクスポートできます。

ユーザー情報一覧をエクスポートする

エクスポートするには、firebase auth:export コマンドを利用します。

$ firebase auth:export account_file --format=file_format

書式は account_file がエクスポートするファイル名、 --format=file_format は jsoncsv を選択できます。

--format オプションは、作成するファイル名の拡張子がjsonかcsvであれば、自動的に設定されるので指定を省略できます。

例として、登録ユーザー一覧データを export-users.csv という名前で書き出してみましょう。

$ firebase auth:export export-users.csv

Exporting accounts to export-users.csv
  Exported 6 account(s) successfully.

書き出されるデータ内容は以下の公式ドキュメントを参考にしてください。

【参考】: https://firebase.google.com/docs/cli/auth?hl=ja#authexport

もちろんインポートもできます

firebase auth:import コマンドを使えばユーザーアカウントをインポートできます。
本番環境に間違えてインポートしてしまわないようご注意ください。

【参考】: https://firebase.google.com/docs/cli/auth?hl=ja#authimport

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

フロントエンドエンジニア/面白法人カヤックなどのWeb制作会社に勤務したのち、故郷の新潟に戻り独立。JSフレームワークAngularやFirebase、Google Cloud Platformを使ったWebアプリ開発が得意。 また、Udemyのプログラミング解説の講師、writer.appの自主開発や上越TechMeetupの主催などを行っています。

プロフィール

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