Firebase Authenticationを利用してWebサービスの運用を開始した後に、メールマガジン用に登録されたユーザーのメールアドレスの一覧を作成したり、Firebaseプロジェクト間でユーザーデータを移行したい場合があります。
そんなときは、Firebase CLIのコマンドを実行することでユーザー情報一覧をエクスポートできます。
ユーザー情報一覧をエクスポートする
エクスポートするには、firebase auth:export
コマンドを利用します。
$ firebase auth:export account_file --format=file_format
書式は account_file
がエクスポートするファイル名、 --format=file_format
は json
か csv
を選択できます。
--format
オプションは、作成するファイル名の拡張子がjsonかcsvであれば、自動的に設定されるので指定を省略できます。
例として、登録ユーザー一覧データを export-users.csv
という名前で書き出してみましょう。
$ firebase auth:export export-users.csv Exporting accounts to export-users.csv Exported 6 account(s) successfully.
書き出されるデータ内容は以下の公式ドキュメントを参考にしてください。
【参考】: https://firebase.google.com/docs/cli/auth?hl=ja#authexport
もちろんインポートもできます
firebase auth:import
コマンドを使えばユーザーアカウントをインポートできます。
本番環境に間違えてインポートしてしまわないようご注意ください。
【参考】: https://firebase.google.com/docs/cli/auth?hl=ja#authimport