一夜明けて2日目。
朝は6時15分から朝食です。もうとにかく眠い。
講師の田口さんは仕事の関係で朝早く東京へ戻られたそうです。お忙しそうですね…。
安全運航管理の座学講習
朝食後、ドローンエモーション武田さんから安全運航管理の現場実務というテーマで座学講習がありました。
安全運航管理とはなんぞや?って感じですが、機体や操縦の安全性・運航・安全管理体制に関する内容についてのお話です。
ドローンの撮影現場では危険がたくさんあるので、その安全対策として操縦者のほかに補助者をつけることが一般的なのだそう。
そうすることで、操縦者は撮影に集中できるので人的コストは掛かるけど最終的な成果物の質が上がるという興味深いお話でした。
また、撮影時は黒い服装を着るという話が目からウロコでした。
万が一、映像に自分が見切れた際に目立たない服装だあれば多少リカバリーできるそうです。
そこまでするのがプロなのだなと、2日目も朝から勉強になりました。
座学講習のあとは、急ぎ足で撮影ポイントに向かいます。
国営アルプスあづみの公園(大町松川地区)
午前中のひとつめのポイントは国営アルプスあづみの公園。
とっても広い敷地内に緑はもちろん川も流れていて、雰囲気満点です。
この公園は国営なので、普段ドローンを飛ばせる機会はまず無いとのこと。そんな場所で飛行できるなんてレアですよね。
2日目は2人1組に分かれて安全運航管理を意識しつつ、コンテストに向けて撮影を行いました。
園内がとにかく広い。
そして近辺は野生の猿が多く、行きたい場所への通路も猿に阻まれて撮りたい画が撮れずじまいでした。残念。
全く編集していませんが、園内の様子です。
ここもあっという間に時間が過ぎてしまい、時間が許すならまだ撮りたかったですね。
ドローンを飛ばしてみた感想としては、絶景という絶景ではなかった(?)のがちょっと気になりました。
天気も曇り空だったというのもありますが…。
高度を上げてしまうと一面森しか見えなかったんですよね。なので仕方なく低空で撮っていました。
花畑で咲いていたコスモスも時期さえ合えばもっとキレイに見えるはず。
一面そばの花が絶景の中山高原
さて、お次は中山高原に向かいます。
ここは大町市内でも穴場スポットらしく、長野県の人でもあまり知ってる人は多くないそうです。
この時期はそばの花が咲き誇っていますが、春は一面菜の花になるんですって。
さっそくドローンを持って地上ロケハン・空中ロケハンに向かいました。
とりあえず、絶景ってこういうところなのでは?と思えるスポットで、撮れ高がすごい。
昼食は特製ジビエカレー
2日目の昼食は高原に隣接したカフェで頂く「ジビエカレー」。
イノシシの肉がとてもやわらかく煮込まれています。
なんでもお店の方が狩猟も行っているそうです。たくましや…。
イノシシはクセもなく、長い時間煮込まれて深いコクのあるカレーは絶品でした。
撮影のラストスパート
昼食後は残り1時間。すこし日が差してきた中山高原を撮りまくりました。
初日に比べて2日目は撮影の充実感がありましたね。
2日間で教わったことを実践しながら、なんとなく撮影のポイントがわかってきたような。
純粋にキレイな風景と空撮を楽しむことができました。
集中できたのも2人1組で安全運航管理を徹底したおかげでもあると思います。
最後は意見交換会
撮影終了後は信濃大町駅前に戻り、今回のイベントの振り返りと意見交換会を行いました。
ぼくはスクールで講習を受けた経験がなかったので、得るものがとても多く実りのあるツアーでした。
でも国営アルプスあづみの公園では全て回れず残念なだったとお伝えしました。
あと全体スケジュールがパツパツだった気もしますね。
空撮に集中しきりで他のことを考えている暇がなかったです。。もっと余裕を持って楽しみたかったかも。
想像以上にぐったり。
ドローンエモーションさんでは今後、ドローンを飛ばしたい人と地域をつなぐ企画を考えているそうで、これからドローンのイベントが盛り上がりそうな気がしています。今後に期待です。
さいごに
2回に渡ってレポートした長野県大町市ドローン絶景空撮ツアーでしたが、とても楽しいイベントで満足しています。
今回のようなドローンのイベントはそこまで多くはないと思うのですが、ドローンを通じてプロや他の方と交流ができる機会は、スキルアップにも繋がりとても貴重な時間でした。
また機会があればぜひ参加したいと思います!
二日間のTwitterへの投稿はこちらにまとめてありますのであわせてどうぞ。
長野県大町市ドローン絶景空撮ツアーのつぶやきまとめ
※ドローンでの空撮は大町市観光課、及び関係各所からの許可を得て飛行・撮影しています。