なぜフリーランスは舐められてしまうのか

なぜフリーランスは舐められてしまうのか

どうも、イソップ(@Yuhiisk)です。

フリーランスをやっていると、たまにこんな風に感じることがあります。

あれ? もしかして、舐められてる?」

企画提案が通らなかったり、充分な報酬がもらえなかったり、相手から厳しいことを言われたり。
自分としては誠心誠意努力しているつもりでも、その結果が仕事の内容に見合わないことが結構あります。

最終的にそうなってしまうと、こちらも残念でしょうがありません。

そして大体の場合、なぜか相手と対等であることが感じられない。

世の中はフリーランスに対してどう思っているのでしょうか。
フリーランスとしての自分の考えを書いてみます。

フリーランスが舐められる5つの理由

ぼくの今までの経験や周りの話を聞いていると、次の5つの理由があるように感じました。

  • そもそもフリーランスが軽視されている
  • 男女差
  • 年の差
  • クライアント(担当)の力量不足
  • 自分の実力不足

ひとつずつ見ていきましょう。

そもそもフリーランスが軽視されている

フリーランスという言葉自体を、「アルバイト」のように認識している輩がいます。
いや、アルバイトじゃないからね。
ちゃんと開業届出してる個人事業主だからね。
仕事もお金の管理も全部ひとりでやってるからね。

なんか一部の人に勘違いされてます。

また、フリーランスという言葉は割りと新しい言葉です。
もしかしたら古い人達には通じないかもしれません。

よくわかっていない方には、フリーランスではなく「個人事業主」と言ったほうがいい場面もあります。

言い方ひとつで聞こえが違うらしく、「個人事業主だなんて立派だ」と言われることもあります。
フリーランスという言葉が認知されていないというのが原因としてあるようですね。

男女差

ぼくとしては、男女差別により舐められるケースがあると感じています。

現在では法律として、男女雇用機会均等法などもありますが、昔から男女格差があった日本社会です。

そして未だに女性を下に見るような一部の輩がいます。
女性で嫌な思いしてる人は日本中に数え切れないほどいます。
本当に残念でしょうがありません。

何考えてるんですかね。
パワハラですか?
バカですか?

今や実力社会ですよ。
実力がある人間が上に立つ時代に、そんなクソみたいな嫌がらせしても、最後は自分に返ってくるだけですからね。

直接女性の知り合いから男女差別の話を聞くことがあるので、本当に残念です。

年の差

年の差だって舐められる理由として挙げられます。

例えば自分の歳がまだ若い場合に、おじさん連中から足元見られるなんてよく聞く話です。

ふざけんな、このバカタヌキ。よく見ろよ。

おじさんはお金払いたくない人が多いですからね。

その一方でフリーランス側にも実力が伴わないという問題はあります。
これについては次に書きます。

ただひとつ言いたいことは、相手が若くたって仕事の内容で評価して欲しいということです。

先入観で「こいつ若そうだから安くていいよね」という判断は絶対にやめて欲しい。

クライアント(担当)の力量不足

もうね、これはどうしようもなく残念なパターン。

「そうじゃなくて、こうしてもらいたいのですが、、」
「あなたの話はわかりますが、私の話を聞いてください。」
「こっちのほうが良くないですか?」

担当者の中途半端な知識のせいで、最終的に超絶微妙になるっていう。
クライアントが振り回して、100%の力が発揮できない。

実際に、

「こうしませんかって最適案言ってるじゃん?」
「あなた、どうしたいのよ?」
「つーかあんたブレブレだけど、こんなのでいいの?」

って思っちゃう人がいました。
なんか逆に自分が仕事できないような感じの言い方されたのがもう悔しすぎました。

相手を変えることは不可能です。
だから、自分と合わないと察知したら早めに手を引くのも選択のひとつ。

別にそこまでこだわらなくても仕事は山ほどありますから、こちらも相手をきちんと見極めるしかないですね。

自分の実力不足

結局のところ、舐められる理由はこれが一番多い

経験の浅いあなたに、知り合いづてで紹介された新規の顧客から依頼があったとしましょう。

あなたがどんなに取り繕ったとしても、相手はすぐにあなたの実力がわかってしまいます。

あなたに実力がないので、相手は高いお金は払えません。
それってわけの分からないの投資みたいなもんです。
具体的にイメージできないことには、誰もお金を払いたくない。

相手の求めるものと自分の実力に差があるほど、その傾向は顕著になります。

これはもう、簡単なところから始めて少しづつ実力をつける以外にありません。

フリーランスは実力社会なのです。

始めは場数を踏む

舐められないフリーランスになるためには、とにかく実力をつけましょう。
あーだこーだ考えるより、これが手っ取り早い。

いかに相手に価値を提供できるかがビジネスの基本です。

フリーランスも、もれなくそうなのです。
自分のスキルで相手に価値を提供するのです。どんな仕事もそう。

お金はそれに自然とついてくる。
まずは自分が周りにどう影響できるかにかかっています。

フリーランスが最初に実力をつけるには、ランサーズクラウドワークスBizseekなどのクラウドソーシングで仕事の数をこなすのが、難易度も低くてやりやすいです。
仕事を重ねる度に少しずつレベルを挙げていけばよいでしょう。

量は質を生む

言い換えると、質を上げるには量が必要です。

まずは自分ができることに最大限注力しましょう。
結果はあとから必ずついてきます。

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

フロントエンドエンジニア/面白法人カヤックなどのWeb制作会社に勤務したのち、故郷の新潟に戻り独立。JSフレームワークAngularやFirebase、Google Cloud Platformを使ったWebアプリ開発が得意。 また、Udemyのプログラミング解説の講師、writer.appの自主開発や上越TechMeetupの主催などを行っています。

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