地方でIT勉強会を開催する理由

地方でIT勉強会を開催する理由

去年から上越でIT勉強会を運営し始めました。
https://jtm.connpass.com/

なんで上越で? と思う人もいるかと思いますが、ぼくなりの考えがあってのことです。

今日はなぜ地方で勉強会を主催してるのか、その理由について書きたいと思います。

上越TechMeetupというITコミュニティ

「上越TechMeetup」は上越で開催するIT勉強会です。
上越の方や周辺地域の方向けに、今のところフリーテーマで不定期に開催しています。
先週も2回目の開催を終えたばかりです。

回を追うごとに少しずつ参加者が増えていて、「楽しかった」と言ってもらえるのがとても嬉しい。
ぼくが勉強会を始める前はそもそも上越では目立ったIT勉強会がありませんでした。

始めたきっかけ

ぼくは糸魚川→東京→上越と住む場所を変えていて、いわゆるJターン組なんですが、上越に来てから都内でバンバン開催されている勉強会が羨ましくて仕方なかったわけです。
なんで上越にはイベントが無いんだよ。東京行くにも時間もお金もかかるし。

それにエンジニア同士のつながりもほとんどない。
フリーランスのぼくにとってはこれは苦しい状況でした。
地域を完全に無視して東京の人間に頼ることもできるけど、じゃあ何でそこにいるんだ? ってことになるわけです。
つまり地の利を全く生かせない。

そこで「無いなら自分でやってしまえばいい」というのがぼくが考えた答えでした。
ゼロを1にするのはワクワクするし、もしダメだったら1回限りでやめてもいいよね、と軽い感じで始めたのがきっかけです。
幸い上越で勉強会の経験があったJAWS-UG 上越妙高の植木さんが相談に乗ってくださったり、テラスカイさんのご協力もあり、はじめての勉強会は無事開催することができました。

なぜやるのか

そして先日2回目が終わったところなのですが、なぜ継続しているのでしょう。
それは自分が楽しいからです。

ぼくは自分自身に対して「何が面白いか?」という問いを常に投げかけています。
別に勉強会に限った話ではなくて、仕事でもプライベートでもそうです。

自分が面白かったら周りも共感してくれるに違いない。

周りが面白がってくれるのって嬉しいじゃないですか。
なので、自分がやりたくてやってるのが本当のところです。

これが自分が楽しめなかったらやめてるでしょうね。
人を集めて楽しい時間を過ごしたい、ただただ今はそれに尽きます。

あとは、地元エンジニアのスキルアップや新潟県内、それに長野や北陸からも人を呼んで交流したいという目的もあります。
ぼくは地方で隠れている人たちを表に出したい。
上越がひとつの拠点になって、コラボレーションが生まれたりすると面白いなーと思っていますが、参加者の皆さんどうでしょう?

今後の話

ぼくのITイベント運営は今後も続けていく予定です。むしろここでやめる理由が1mmも無い。

ぶっちゃけると、もっと他の地域の人から注目されるようにしたいです。
最近新潟熱いよね、なんか盛り上がってるよねー、みたいなところまで行けたらもっと楽しくなるだろうなぁと勝手に妄想しています。

それに、東京の人も遊びにこれるようなイベントにしたい。
北陸新幹線で来れる場所ですが、はっきりとした目的がないと来ない場所ですからね。
そのへんはおいおい考えていきたいと思います。

ということで、これからも上越TechMeetupをよろしくお願いします!

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

フロントエンドエンジニア/面白法人カヤックなどのWeb制作会社に勤務したのち、故郷の新潟に戻り独立。JSフレームワークAngularやFirebase、Google Cloud Platformを使ったWebアプリ開発が得意。 また、Udemyのプログラミング解説の講師、writer.appの自主開発や上越TechMeetupの主催などを行っています。

プロフィール

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