【WordPress】ブログの目次について考える

【WordPress】ブログの目次について考える

どうも、イソップです。

調べ物をしていると、様々なブログで情報を見ることになります。
特にWordPressの技術を紹介しているブログとか本当に多いですよね。

で、パーッと見てたらなんかちょっと気になったんですよね、目次が

おい、その目次は本当に必要なのか

Table of Contents Plus

WordPressで作られてるブログでは、大体みんな揃っておんなじような目次を入れてます。
たとえば、Table of Contents Plusとかね。

プラグインをインストールするだけの簡単設置だと思うんですが、どこもかしこも同じような見ため。

残念な目次例
http://affikatsu.com/table-of-contents-plus-948/

あぁ、よくみるね。

それでですね、プラグインの初期設定だと記事内の見出しを全部拾ってきて一覧にしてくれます。
これがまた縦に長くなってとっても見づらい。

長い目次の例

【参考】【1ヶ月で覚える!】ゼロからプログラミングを覚えたい人のための短期集中型プログラミングスクール3選

お行儀よく見出しレベルの設定をしてる人なんてあまりいないんですが、
長い見出しタイトルを付けている場合や目次が縦に長い場合、かなり読む気が失せるんですよね。

それはなぜか?

なんかゴチャゴチャ書いてあってストレス感じるから読むのやめよう、となるわけです。
目次で主張すんな。
それに目次だけ読んで、全部読んだ気になってしまう。

記事の概要を説明するための目次なのに、読む気を無くさせるのでは設置する意味がない。

目次の役割

目次(もくじ、英: table of contents)は、書籍や論文などの比較的長い文書にある見出しをまとめて整理し、(書かれた順番に)書き並べたリストである。

– wikipedia

目次は、そのコンテンツの見出し・ページ位置などを一覧で書かれたものです。
例えば本の目次を思い浮かべてみてください。バーっと見出しとページ数がセットで書かれていますよね。
後からピンポイントでページを参照したい時にすぐたどり着けるように示されています。

それに加えて、初めて見る人には、その本がどんな内容なのか、ページ番号から各章のボリューム感なども情報としてわかります。
目次はとても親切。

ただ、本来の長い文書への配慮という意図から考えると、ボリュームのあまりないブログ記事に目次は不要ではないでしょうか。
序文からの記事の流れでさらっと読みたいのに、目次を挟むせいで流れが邪魔されるというか。

それに目次の内容から低レベルな内容を察して、読まないときもあります。
つまり目次が無いほうが記事が読まれる気もする。

でもぼくの場合は、リファレンス的な記事も書いていたりするので、
記事によっては目次を重宝しています。

例えば、前に書いたSassの組み込み関数の記事を例に挙げましょう。

Sass関数記事の目次例

見出しとコードの同じようなセットが延々と続くようなケースでは、一覧性が重要で、目次がとても便利。逆に目次が無いと読む気にならない。
コンテンツの量が多い記事には、やはり目次が必要なのです。

Google検索結果にアンカーリンクが追加される

それにWebの見出しは、SEOにも効果があります。
目次に設定される見出しへのアンカーリンクは、Googleの検索結果に見出しへのリンクを表示させることができます。
キャプチャ内の、「LIG掲載:【話し方のコツって?】1日プレゼン上達テクニックを学ぶと何が … に移動」の部分ですね。

SEOへの影響は、結構重要ポイント。あったほうが良いのか無い方が良いのか、かなり歯がゆい。

ブログの目次設定例

ここまでで、

・目次はなくてもいいんじゃないか。
・でもSEO対策には良いし、目次が必要な記事もあるよね。
・とはいえ、結局コンテンツ量が多くないと目次の意味ないよね。

という考えに行き着きました。
じゃあこれを踏まえて、どう対応すればいいのか。

ぼくはTable of Contents Plusを入れて目次を表示している派なんですが、少し設定を変更しました。

目次の表示条件設定例

目次の表示は、見出しが4つ以上あるとき
コンテンツ量が少ない場合は表示しません。ぼくの感覚的に見出し3つくらいまでなら要らないかな、という判断です。
これは人によって意見が分かれるかも。

表示する見出しレベル設定例

表示する目次の項目は、見出しレベル2(h2)のみ
目次に2階層は必要ないと思っています。結局大見出ししか読まないですから。
テーマによって見出しのレベルはまちまちだと思うので、テーマごとに設定は調整すればいい。

というわけで、現在はこれが個人的にベストな対応なのではないかと悦に浸っております。一旦はこれで様子見。
目次に関してはまだ考えたい部分が少しあるのですが、これからもこういう細かいことを気にしていきたいと思います。

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

五十川 洋平(Yohei Isokawa)

フロントエンドエンジニア/面白法人カヤックなどのWeb制作会社に勤務したのち、故郷の新潟に戻り独立。JSフレームワークAngularやFirebase、Google Cloud Platformを使ったWebアプリ開発が得意。 また、Udemyのプログラミング解説の講師、writer.appの自主開発や上越TechMeetupの主催などを行っています。

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